SIRIUS(シリウス)で作ったホームページやブログに、パスワードをかける方法についての備忘録(2017年3月当時)。レンタルサーバーはさくらのレンタルサーバーを使っている場合です。
デザインもおしゃれになったサイト作成ツールSIRIUS(シリウス)
パスワード保護はBASIC認証
SIRIUS(シリウス)で作ったホームページやブログにパスワードをかける場合は、BASIC認証で行います。2017年に3月当時は設定がややこしく感じましたので備忘録として残しています。
パスワードをかけるメリット
パスワードをかけることができると、パスワードを入力するよう促す表示が出ます。
ユーザ名、パスワードを知らないと、このページにアクセス出来ないので、会員専用サイトなどを作るのに重宝します。
私が過去に作成したマニュアルでも、パスワードで保護しているものが多数あります。ユーザー名やパスワードを知らない人は、いくらサイトのURLを知っていたとしても、中身を見ることは出来ません。
それでは、実際にパスワードをかけていきましょう。
パスワードをかける手順
.htaccessファイルの作成
パスワードをかけるためには、.htaccessファイルを作成します。
オンライン上で無料で作成できるこちらのサイトが便利でした。

「ベーシック認証」を押すとこのような画面になります。
こちらを使って、ファイルを作成していきます。

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シリウス側の設定
シリウスの管理画面を開き、サイトオプションを押します。

.htaccess設定を押す

上段「.htaccess上部」欄にコピペをしていきます。

それではさっそく設定していきます。
パスワードをかける手順
【STEP1】.htpasswdを作成する
ユーザー名、パスワードを入力します。
ここで決めたユーザー名、パスワードを入力することで、サイトが開けるようになります。

「.htpasswdを作成」を押すと、下の欄にテキストが表示されます。

ここに表示されたテキストを「メモ帳」にコピペします。

ファイル名を「.htpasswd.txt」に変更する

【STEP2】.htpasswdまでのサイトパス(例:/home/foo/bar/.htpasswd)

お使いのFTPソフトを起動してください。
私はファイルジラを使っていますので、こちらで説明しますね。

私がパスワードをかけたいサイトは、https://***ku-kaigyou.com/tokuten/というURLなのですが、これをFTPソフトで見てみると、ドメインの中の「wp」中の「tokuten」というところに作成しているんですね。
これをこのままコピーします。

【STEP2】に貼り付けます

貼り付けたら、忘れずに「/.htpasswd」をコピーして下さい。
これで全部入力出来ました。
下段を見ると、

こんな感じでテキストが出力されています。
これをそのままコピーして、先ほどシリウス側の設定でご紹介したところに貼り付けます。
貼り付けたら、シリウスを更新してアップロードして下さい。
【STEP3】.htaccess.txtをアップロードする
先ほど作成した.htaccess.txtをFTPソフトを使って同じ場所にアップロードします。

.htpasswd.txtのファイル名を変更して、.htpasswdファイルにします。

これで終了。お疲れ様でした。
SIRIUS(シリウス)側で更新してアクセスしてみてください。きちんと設定できていると、さきほど設定したユーザー名、パスワードを入力することで、アクセス出来ます。
まとめ
やること自体は難しくないのですが、やることが多くややこしかったです。でも順番にやれば問題なくできました。
実践するときは必ずバックアップを取ってから行ってくださいね。
間違って違うファイルを消しちゃった・・・なんてことになると大惨事ですから。
実践するのは自己責任となりますので、最初に練習で失敗してもいいサイトでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。